団体旅行の代表格として社員旅行がありますが、かつては海外旅行や国内であっても遠出をするなど時間も費用もかけて行われる傾向にありました。しかしながら最近では、わざわざ仕事以外まで時間を割きたくないといった声や、費用に関してもなかなか融通が利かないこともあって宿泊を伴った社員旅行は減ってきています。
とはいえ、社員同士の親睦を深めたり、日頃の成果のご褒美として何かしらイベントを遂行したいと考える企業は少なくありません。そこで近年人気を集めているのが、日帰りで行くことができる社員旅行です。例えば、終日バスをチャーターして近場の行楽地へ出掛けて自然を満喫したり、お昼にはバーベキューをしたりすることで親睦を深めることができることでしょう。
また、各企業に関連する工場などを見学することで、仕事への意識を高めるきっかけにもなります。日頃の疲れを癒したい場合には、食事付の日帰り温泉も良いでしょう。中には、有名な旅館でも設定しているので、宿泊するよりもリーズナブルな料金で温泉を満喫することができます。
社員全員の満足を得るのがなかなか難しいと言われる社員旅行ですが、日帰りにすることで皆が気軽に参加することができることでしょう。