2017年04月19日

国内の観光旅行と楽しみ方の変化

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観光旅行は娯楽としても定着していて、毎年長期間の休日などには家族や仲間同士で観光旅行を楽しんだりしています。しかし、その傾向は同じ観光旅行でも変わってきています。インターネットなども大きく影響してきているからです。

団体での観光旅行も変化しています

国内の観光旅行では、以前は団体旅行が多く、会社などの社員旅行も盛んに行われていましたが、その後日本経済の長期低迷で、娯楽に関しての支出がおさえられたこともあり、社員旅行は少なくなりました。修学旅行などはそのままですが、社員旅行などが減ることで、全体的に減ってきたということになります。

しかし、最近は景気も上向いてきましたし、会社内がインターネットで繋がるということで、人間関係が希薄になってきたということもあり、会社内の人間関係を深める体験として、社員旅行が見直されてきています。会社内の結束を高める意味でも団体旅行を試す価値があります。

インターネットは便利ですが、有機体としての社内の組織は現実の触れ合いも不可欠ですので、社員旅行も重要な絆の要素になります。

観光旅行の旅行需要の価格の低下も起こっています

観光旅行は海外に比べて国内が大きな部分を占めていますが、個人旅行にも大きな変化が起こっています。理由としてはインターネットの影響があります。インターネットというと通販などでも安い価格の商品を探すことができますが、旅行関係でも同じです。

インターネットが無かった時代では、雑誌や旅行代理店などのパンフレットなどで探しましたが、インターネットが利用できるようになると、格安の観光旅行のプランなどを探すこともできるようになりましたし、航空券などの運賃なども安く購入できるようになりました。

宿泊施設でもそれは同じです。そうなると全体的な予算も少なくできるので、安く旅ができるということで日本全体の旅行需要の価格の低下も起こってきています。

インターネットや団体ツアーをうまく使います

国内の観光旅行では、全体的に価格面では二極化が起こっています。団塊世代が、これからの旅行業界の大きな顧客層になると予想できますが、もう一方でインターネットを利用して、低価格で観光旅行をするという形も増えていきます。

団塊世代の高級化志向とそのほかの世代のネット志向に別れていきます。日本の将来の少子高齢化ということも、節約志向に繋がってきます。そうなると団体ツアーなども、低価格志向ということで、インターネットを通じて、ますます利用されるようになるということになります。

団体ツアーは価格面だけではなく、簡単に旅ができるという意味でも人気があります。計画を自分で立てなくてもすむので、プラン次第で、これから人気が高まることも予想されます。